流通論パラダイム 風呂勉の世界

石原武政、小西一彦(編)

流通の論理とは
複眼的思考により「商業の変質」に向き合い続け
今なお学界・実業界に大きな影響を与え続けている風呂勉の代表的な論文を収録。

発売日:2015年10月8日
ISBN:978-4-502-15431-7
定価:本体7,000円+税
amazonで本を購入する
Kindle版あり

目次

  • 序 章『流通論パラダイム 風呂勉の世界』の意義(石原武政)
 

第1部 流通論パラダイム

  • 第1章 製品計画とマーケティング管理ーManagerial Marketingの性格論議によせてー(1962年)
  • 第2章 調整機能としてのマネジリアル・マーケティングの歴史的性格(1965年)
  • 第3章 Aldersonマーケティング理論の方法的吟味(1968年)
  • 第4章 流通理論における価値側面と使用価値的側面(1975年)
  • 第5章 流通費用と競争費用ー商品流通の二側面性の論議にかかわってー(1975年)
  • 第6章 マーケティング理論のこれからの方向ーシンポジウムへの提言ー(1977年)
  • 第7章 垂直的統合と「取引のパラダイム」(1978年)
  • 第8章 サービス論的商業分析の性格について(1979年)
  • 第9章 内部組織論的流通認識の基本的性格(1987年)
  • 第10章 所有効用の概念ー系譜・展開とその帰結ー(1987年)
  • 第11章 Coxのパラドックスーマーケティングは費用か価値かー(1990年)
  • 第12章 R・コックスー流通のパラドックス:その価値論的格闘ー(1993年)

第2部 商業の理論と現実

  • 第13章 商業排除と商業自立化の根拠ーいわゆる商業排除の真に意味するものについてー(1957年)
  • 第14章 商業資本の排除と社会的流通費用ーその原理的関連と現実的評価への展望ー(1958年)
  • 第15章 商業における過剰就業と雇用需要の特性ー一つの仮説的考察への展望ー(1960年)
  • 第16章 販路政策と再販売価格政策(1965年)
  • 第17章 わが国におけるマーケティング・チャネル問題の所在(1966年)
  • 第18章 流通迂回分析の課題(1972年)
  • 第19章 流通経路の変遷ー流通支配をめぐる葛藤ー(1973年)
  • 第20章 卸商存立根拠論ー『取引総数最小化の原理』・『不確実性プールの原理』の検討ー(1978年)
  • 第21章 流通系列化と中小商業問題ーいわゆる「代理戦争」が意味するものー(1985年)

第3部 流通系列化の理論と公共政策的含意

  • 第22章 Marketing Channelの「システム」特性(1964年)
  • 第23章 Marketing Channelにおける衝突・協調・結合利益(1965年)
  • 第24章 マーケティング・チャネルとコミュニケーション(理論編)(1967年)
  • 第25章 「チャネル・マネジメント」の課題と帰趨ー拡張組織概念の適用をめぐってー(1967年)
  • 第26章 化粧品産業の流通構造と独禁政策上の問題点(1979年)
  • 第27章 流通系列化規制のジレンマーテリトリー制にかかわってー(1980年)
  • 第28章 流通系列化規制とその限界
        ー独禁研『報告書』のブランド内競争の重視にかかわってー(1980年)
  • 第29章 流通系列化規制と排他的専属制
        ーブランド内競争およびブランド間競争なる概念の内実ー(1981年)
  • 第30章 流通システム化政策と競争政策の整合(1981年)

第4部 昭和戦時流通論

  • 第31章 戦前日本のメーカー流通経路政策ー「縦型特約店制」「販社制」の先駆形態ー(1994年)
  • 第32章 昭和戦時流通:いくつかの断面ーその流通論的含意を探るー(1994年)
  • 第33章 昭和戦時流通論の再検討ー戦時における「マーケティング不在」の意味ー(1995年)
  • 第34章 昭和初期小売免許制問題ーマルサシアン・デマンドの顛末ー(2001年)
  • 終 章 流通論研究、わたくしの場合(風呂勉教授最終講義、1993年)

【付録】

  1. 風呂勉先生の人と学問(小西一彦、1993年)
  2. 風呂勉先生お別れのことば(石原武政、2014年)
  3. 風呂勉先生著作目録

あとがき

関連書籍

エフェクチュエーション
エフェクチュエーション
サラス・サラスバシ―(著)
加護野忠男(監訳)
高瀬進・吉田満梨(訳)